大自然の恵みに気づく 1200


春には、桜が咲く。
初夏には、一斉に緑の葉が芽をふく。
秋には、紅葉が輝く。
冬には、葉をハラハラと落とす。

海辺には、春は、やさしくゆったりと波が寄せる。
夏は、大きく高く激しく波が、走ってくる。
いつも、いつも、毎年同じように・・・。
しかも、山も海も、無数の動物や魚たちを、育んでいる。

山の緑は、空気を浄化し、きれいな水をたくわえてくれる。
海は、朝も夜も食卓に、人間の食べ物を供給してくれる。

「大心(だいしん)」とは、仏の生命、つまり宇宙の生命です。
その生命を、大きな山にも、大きな海にも、働かせている。

人間は、だれ一人として、山や海の恩恵をいただくことなく、生きてはいけない。
大自然の生命は、永遠に、損得抜きで活動している。
しかも、大自然そのものは、費用を一銭たりとも、要求しない。

大自然の恵みのありがたさに、気づきましょう。
大自然の恵みの中で、人間は、生き続けているのです。

2025年06月26日