毎日自分の行動を反省しよう 475


どんな人でも失敗や過ちなどを起こします。
失敗や過ちを繰り返して、人として成長していくのです。

人間的に成長している人は、失敗や過ちが少ないのです。
人間的に十分成長していない人は、失敗や過ちが多いのです。

成長している人は、失敗や過ちを起こした時に、自分の行動を反省し、同じ失敗や過ちを起こさないようにしているのです。
さらに、毎日意識的に、自分の行動を振り返り、問題はなかったかなどの反省をしているのです。

十分成長していない人は、自分の行動を振り返り、問題などを反省することがないのです。

論語の学而に「曾子曰、吾日三省吾身、為人謀而不忠乎。与朋友而交不信乎、伝不習乎。」があります。
読みは、〔曾子(そうし)曰(いわ)く、吾(われ)日に吾(わ)が身を三省す、人の為(ため)に謀りて忠ならざるか。朋友(ほうゆう)と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしか、と。〕です。

訳文は、『曾子が言った。「わたしは毎日三つのことを反省している。他人の相談にのって真剣忠実でないところがなかったか、友人との交際で、信義を欠くようなことがなかったか、大事なことを十分に習熟することなく他人に伝えなかったか。」』です。

この言葉は、毎日自分の行為を、反省することの大切さを教えています。

まず、自分で反省することを決めてみましょう。

☆人に優しい声かけをすることができたか。
☆仕事を真剣に取り組むことができたか。
☆人の言葉を素直に聞き、実行できているか。
☆進んで行動しているか。
☆不平・不満を言わず、人が喜ぶ言葉を言っているか。

このように、自分が反省したいことを、三つほど決めてみましょう。
そして、毎日時間を取って、自分の行動を反省しましょう。

反省を継続的に続けていくと、あなたが決めたことが、必ずできるようになります。
そして、あなたが大きな成長をすることができるのです。

2019年11月09日