
未来の希望は、生きる勇気と力強いエネルギーを、人に与えてくれます。
辛く苦しい日があっても、常に前向きに、未来の希望を持ち続けて、生きましょう。
国民的ベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』。
トットちゃんこと、黒柳徹子さんが、子どもの頃に通っていた、トモエ学園での体験を綴った小説です。
終戦の直前まで、現在の自由が丘にあった、トモエ学園は、教育者の小林宗作が、校長となり、自由奔放な教育を、展開した学校でした。
小林校長が、すべてを捧げて創り上げた、理想の学校のトモエ学園は、この物語の最後に、B29からの焼夷弾で、焼けてしまいます。
燃え上がる校舎を、じーっと見ていた小林校長は、そばに立っている大学生に、声をかけます。
炎に包まれる学校を見ながら、小林校長が、息子に言った言葉は、何だったでしょう?
「おい、今度は、どんな学校、作ろうか?」
「本当に前向きな人は」文字通り、前(=未来)しか見ていません。
だから何を失っても、ゆるがないのです。
どんなピンチでも、それを「新たなチャンス」と、考えることが、できるのです。
燃え落ちる、校舎を前にして、新たなスタートに、胸をワクワクさせていた、小林校長です。
その心境に達するのは、容易ではありませんが、ぜひ見習いたいものです。
明るい未来の希望が、あなたを、明るい未来の世界に、導いてくれるのです。
