ゆとりがある時に準備をしよう 952


仕事など、がむしゃらに、頑張る人がいます。
ずっと走りつづけると、途中で無理を、してしまいます。

そんな人は、少し休んで、時間のゆとりを、作りましょう。
そのゆとりで、まずはゆっくり、休みましょう。

さらに、時間があれば、これから先のことや、将来のことの準備を、しましょう。
ゆとりの時間というのは、非常に価値がある、時間でもあるのです。

西洋に、次のことわざが、あります。

「賢い人は、冬のあいだに、農具の手入れをする」

厳しい冬がやってくると、農民たちは、畑仕事が、できなくなります。
このとき、愚か者は、家の中で遊びほうけたり、1日中寝て過ごします。
賢い人は、農具のさびや汚れを落としたり、磨いたりするなどして、手入れに余念がありません。
そうすることによって、春になって畑を耕すとき、すぐに使えるからです。

転じて、このことわざは、「人生も同じで、不遇の時期、辛抱の時期、ゆとりの時期は、来たるべきチャンス到来に備えて、エネルギーを充電、強化しておくといい」ということを、教えています。

☆新しい人脈を、多く築いておく
☆専門知識や技術を、吸収しておく
☆語学をマスターしたり、資格を取っておく
☆今までの仕事内容を、振り返ってみる
☆これからの取り組みに関する情報を、収集しておく

このようなことで、エネルギーを充電、強化しておくと、いいでしょう。

人それぞれ農具は、違うのです。
自分にとっての農具は、何かをまずキチンと、認識しましょう。

そして、ゆとりがある時に、準備をしておけば、いつか必ず、それが功を奏する時が、やってくるのです。

2021年02月28日